+音楽的に100のお題 051〜060 +



061  drammatico (ドラマティコ * ドラマティックに)

coming soon...




062  pesante (ペザンテ * 重々しく)

coming soon...




063  elegiaco (エレジアーコ * 悲歌風に)



『tear crown』(オリジナル)



悲しくなくても泣けるのだ。

可笑しくもないのに笑ったりする、其れと同じように。

悲しい歌を歌うのは、何も悲しいからじゃない。



助けて欲しくて手を伸ばした。

その手は虚しく宙を掻いた。

叫んだって声も届かないのに、腕なんかが届くわけがなくて。

何かを期待していたかもしれない。

或いはただの衝動かも知れない。

なんにしたって終えた時の、静止静寂がひどく痛む。



泣いているのは悲しいからじゃない。

だって悲しくなんてないのだから。

ただ誰にも縋れずに取り残されて

摩耗されていく自分が怖い。



前なんかもう見えないんだ。

ぽたぽたしつこく地面を濡らす、涙が

霞んでいるからか

もしくは

ただ暗いからか。

光を見失っているのか

光を失っているのか

分からないことが不安

でも知ってしまうことの方が怖くて

目を閉じることで、安堵する。



私の意志。



悲しい歌を歌ってみようか。

聞き手はひとり。

自分の心、震わすメロディーを、選りすぐりの詞をのせて。

生きている心を動かしてみよう。

そうやって堕ちていきながら、迸る血飛沫も存在の証明。



悲しくて泣いているんじゃないんだ。

悲しい歌を、悲しいから歌っているんじゃないんだ。

楽しくても笑えないんだ。

嬉しくても笑えないんだ。



悲しい時は、泣けないんだ。



心の傷に沁みる歌を、ただひとりで歌っている。

自分の中から溢れるメロディーが、自分の中に還ってくる。

誰にも触れずに還ってくる。



誰かに届けばいい。

誰にも届かなくてもいい。



ここにいるのは誰でしょう。

与えられた名前(きごう)は、読み解くには少し難しすぎる。

込められた意味も、記憶も思い出も、

絡まり合って一向に解けない。



もしも



涙の泉に自分の姿を、見つけることができたなら。



拒むように閉じた瞳を開いて



そこに光が射していたとしたら。



最後の波紋をひとつ描いて



歌は空に溶かして還して



疲れた体を預けてみよう。



深い、深い眠りの中へ。



誰かがそこにいて触れられる、



そんな夢を、見られるかもしれない。





モドル




064  sensibile (センシービレ * 敏感に)

coming soon...




065  deciso (デチーゾ * きっぱりと)

coming soon...




066  brusucamente (ブルスカメンテ * 荒々しく)



『ありがとう?』(ジャンルフリー)





「聞いてないよ!そんなこと!!」

「れ、言ってなかったっけ?」

てっきりもう言ってあるかと思ってた。既に話した気分でいたのに。

でも言ってないにしろ、忘れているにしろ、今、現に怒られていることは変わりようがない。

だからそのことは忘れよう。

「あー、だから、そーゆー事になったんだよ。」

オーケィ?

「そうなんだ!よかったね!」

・・・とはならない。返事は何も返ってこなかった。

振り返ると、ものすごい勢いで睨まれる。

そんな、親の仇みたいな表情で睨まなくても。

「悪かったよ。」

やはり、返答はなかった。

仕方ないから、じっとこちらを見つめてくる(正しくは睨んでいる)目を見つめ返す。

「機嫌、直せよ」

一方的な睨みあいは続き、それではさぞ疲れることだろうと思って、それは相手を慮ってのことだったのに。

「キミがっ!!」

向けられる敵意は大きくなった。

より至近距離で、強い視線とぶつかる。

それでも、それ以上の言葉は無くして、心の中では呆然としているはずの悪友に、やるせなく苦笑う。

ここはきっと、「ありがとう」と言うべき場面なんだろう。

憤りも敵意も、元を辿れば心配から来ているのだから。

それを解っている。

でも、どうだろう。

ここで、ぬけぬけと「ありがとう」なんて口にしてしまったら。

コイツはどう思うんだろう。どんな表情をするんだろう。

痛ましくて、見ていられないような。何も悪くないのに、傷ついてしまったら。

それは、あんまりだ。

だから、言わないでおく。

何も言わなくても、コイツなら解っているから。

解っていても、感情が抑えられないことなんて、よくある話だろう?

だから、何を言っても逆効果なら、彼のために、傷つけないために、大人しくその感情を受け止めていよう。

心配するまでもなく、「さようなら」の時間まで、それが続くことはないのだから。





モドル




067  giust (ジュスト * 正確な)

coming soon...




068  instante (インスタンテ * 焦った)

coming soon...




069  futioso (フリオーゾ * 熱狂的に)

coming soon...




070  espressivo (エスプレッシーヴォ * 表情豊かに)

coming soon...





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