+音楽的に100のお題 011〜020 +
011 passionato (パッショナート * 情熱的に)
coming soon...
012 amabile (アマービレ * 愛らしく)
coming soon...
013 replica (レプリカ * 繰り返し)
coming soon...
014 energico (エネルジコ * 力強く)
coming soon...
015 fantasutico (ファンタスティーコ * 幻想的な)
coming soon...
016 dolce (ドルチェ * 柔らかく)
coming soon...
017 volante (ヴォランテ * 鳥が飛ぶように)
coming soon...
018 risoluto (リゾルート * 決然と)
coming soon...
019 sempre (センプレ * いつも)
『予想外』(MV)
ジュリアの日課。
朝食のテーブルでアンジェリカの話を静かに聞く。
時には自分の意見をはさみながら。
自分に関係のない、姉達の話は初めから聞いていない。
無造作に生い茂っている庭園に、母親がホースで水を撒いているのを横目に家を出る。
ついでに庭の様子を見て母親のセンスを疑う。
未だ入ったことのない店の看板の文字を目で辿り、簡単に暗唱できる標語の角を曲がる。
信号の待ち時間に、遠くの山の色合いを見て、ついでに空の具合も。
今日はいい天気だ。
「・・・・ふう。」
信号が変わった。
その時、何かが目前を横切った。
とっさに目で追ったけれど追いつけず。
気のせいかとも思う。
でも、ジュリアにとって見えざるモノが見えるのはよくあることで。
「何かが引っかかる」そんな本能を、ジュリアは信用することにしている。
だから、ジュリアは進路から外れた方向へ歩を進めた。
その向こうで何か異質なものが揺らめいている感覚がある。
でもそれをはっきりと捉えることは出来ない。
追えば逃げる。逃げるけど消えない。
気がつけばジュリアは走っていた。
鬼ごっこのようだ。ただ、もし追っているものが単なる幻だとしたら、絶望的。
行き着くところまで行ってしまったということか?
もはや視界に入っていない見慣れた景色。ピントボケしたみたいで。
不可視でありながらギリギリ認識できる未確認飛行生命体。
当然のように、朝早くから活動を始めているほかの人間には見えていないらしい。
追いついて一体どうするつもり?
不意にソレが止まった。
ジュリアが止まる前に、それは方向を変えて
ジュリアの元へ!!!
「・・・・・・・?」
ぶつかった気がした。けれどどこかで予想していた通りその感覚は無く。
曖昧だった景色は色彩を取り戻し、運動をしたあとの熱がポコポコと弾けていく。
空はやっぱりいい天気で。
「あれ、ジュリア?」
素っ頓狂な声に、我に返った。
「どうしたの?こんな所で。」
シードルとカシスが物珍しそうにこちらを見ている。
いつもの登下校。遠回りをすればシードルとカシスと同じルートを辿ることができるジュリアは、それは面倒だ、といつだってひとりだ。
それなのに今日は。
「・・・・別に。」
説明するのも面倒だ、とジュリアはだんまりを決め込んだ。
「何か用事があるとかじゃないの?」
「いや。全く。」
「・・・ヘンなの・・・。」
シードルとカシスは不思議そうに顔を見合わせた。ジュリアはなんとなく居心地が悪い。
「ま、いいや。折角だからジュリアも一緒に学校いこう。」
それから、まるでいつもどおりになって。
会いたかったのではないか、という考えが頭を掠めたけれど、ジュリアはそのことについて考えるのをやめた。
モドル
020 Moderato (モデラート * 中くらいの速さで)
coming soon...
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